INFPが日本に合わないと感じるのはなぜ?空気を読む毎日に疲れる理由

INFPが日本に合わないと感じるのはなぜ?空気を読む毎日に疲れる理由
  • 日本で普通に働いたり、人と関わったりしているだけなのに、なぜか疲れる
  • まわりは平気そうなのに、自分だけずっと無理をしている感じが抜けない

そんな感覚を抱えていないでしょうか?

INFPが日本に合わないと感じやすいのは、性格に問題があるからではありません。日本で当たり前になりやすい関わり方や働き方の中に、気を張る場面が多いからです。

この記事では、INFPが日本に合わないと感じやすい理由を整理しながら、どんな場面で苦しさが強くなりやすいのかを見ていきます。

この記事の要点

  • INFPが日本に合わないと感じやすいのは、環境との噛み合わなさが大きい
  • 特にきつくなりやすいのは、空気を読んで合わせる場面、すぐ返事を求められる場面、上下関係が強い場面
  • 問題は性格の弱さではなく、合わない場面が何度も続くこと
  • 大事なのは我慢を増やすことより、どんな条件で消耗が増えるのかを知ること

INFPが日本に合わないと感じやすい理由

「INFPが日本に合わないと感じやすい理由」のインフォグラフィック

MBTIですべてが決まるわけではありません。ただ、自分がどんな場面で無理をしやすいのか、どんな働き方なら無理が出にくいのかを整理する目安にはなります。

ここでは、特に負担が大きくなりやすい理由を見ていきます。

1. 周囲に合わせることが前提になりやすい

日本では、場の空気を乱さないことや、まわりに合わせることが、言葉にしなくても前提になりやすい場面があります。

違和感があっても強く出さない。本音があっても、その場では飲み込む。気まずくならないように、少し笑って流す。そんなやり方が毎日続くと、INFPはかなり疲れます。

本音をそのままぶつけたいわけではありません。ただ、納得していないまま合わせる時間が長いと、少しずつ内側に負担がたまっていきます。

表面上は普通にやれていても、家に帰ったあとで一気にぐったりする人は少なくありません。

2. すばやい反応や愛想が求められやすい

日本では、返事の早さや感じのよさが重視される場面があります。

すぐ答える。場を悪くしない。気まずくならないように返す。
そこまで含めて求められると、考えてから話したい人はしんどく感じます。

筆者自身も、業務時間外の飲み会文化にはかなり強い違和感がありました。

仕事が終わったあとまで場の空気に合わせて会話を続けるのがしんどく、参加するだけでかなり疲れていたからです。

飲み会が嫌い、という話だけではありません。

勤務時間の外まで、感じよく振る舞うことが当然になっている空気そのものが重く感じられました。

3. 納得する前に進める場面が多い

意味がよく分からないまま話が進む。疑問があっても、流れを止めないほうが優先される。理由より先に、とにかくやることが求められる。そんな場面が多いと、INFPはかなり苦しくなります。

ルールがあること自体が苦手なのではありません。何のためにやるのか見えないまま従うことがきついのです。

考える余地がないまま進める日が続くと、作業そのものより先に気持ちが削られます。

MBTIの説明でも、INFPは自分の価値観と一致した生き方を大事にする傾向があるとされています。意味を感じにくいやり方を続けることが苦しくなるのは、不自然なことではありません。

日本で特にしんどさが強くなりやすい場面

「日本で特にしんどさが強くなりやすい場面」のインフォグラフィック

理由だけだと少し広いので、ここからは場面ごとに見ていきます。

会議や職場で、その場ですぐ答えることを求められるとき

その場で意見を聞かれる。短くまとめて返すことを求められる。今ここで判断してほしいと言われる。
そんな場面が続くと、頭の中で整理してから話したい人ほど苦しくなります。

会議中は言葉が出ないのに、終わったあとで考えがまとまる人もいるはずです。

遅いわけではありません。考えがまとまるまでに少し時間がいるだけです。その場で言えなかったことだけを見て、自分はだめだと感じやすい人もいます。

仕事になると余計に自信をなくしやすい方は、次の記事もあわせて見てみてください。
≫ INFPが仕事できないと感じる理由とは?苦しさの正体と働き方の整え方

人間関係で、感じよく合わせる時間が長いとき

日本で消耗しやすいのは、仕事そのものより人間関係の空気だと感じる人もいます。

特にきついのは、上下関係が強い場所や、感情をそのまま表に出す人がいる環境です。相手の機嫌をうかがう時間が長くなると、仕事の中身より先に神経が削られます。

筆者は、上下関係が強い職場でパワハラを受けた経験があります。特にしんどかったのは、怒りをすぐ表に出す人が近くにいるだけで、常に様子をうかがう状態になったことでした。

怒りっぽい人が近くにいる。言い方が強い。いつ機嫌を悪くするか分からない。
そんな環境では、仕事の内容より先に体がこわばります。

能力不足で苦しいのではなく、圧の強い人間関係そのものが負担になっていることも少なくありません。

意味を感じにくいことを続けるとき

まわりは当たり前に受け入れている。でも自分の中では、何のためにやるのかが見えない。
そんな状態で同じ流れを続けると、かなり苦しくなることがあります。

小さな違和感でも、毎日積み重なると無視できません。

みんな平気そうだからと流し続けると、気づいた頃にはかなり消耗していることがあります。

我慢が足りないわけではありません。価値観と行動がずれたまま続くことが、しんどさにつながっている場合があります。

INFPが日本でのしんどさを減らすために、先に見直したいこと

日本に合わないと感じたとき、性格そのものを責める必要はありません。先に見直したいのは、我慢の量ではなく、何が負担になっているのかです。

自分を変える前に、どの場面で一気に疲れるのかを見る

合わない環境で苦しくなるたびに、自分の性格を直そうとすると消耗が増えます。

先に見たほうがいいのは、どんな場面で一気に疲れるのかです。

  • 即答を求められる場面
  • 怒りを表に出す人がいる環境
  • 業務時間の外まで空気を読む関係
  • 納得しないまま進める仕事のやり方

負担が大きくなる条件が見えてくると、なぜつらいのかが少しずつ言葉になります。

すぐに答えなくていい環境は、負担がかなり違う

筆者は、メール対応専門のカスタマーサポートでは働きやすさを感じました。

その場で返事を迫られず、一度内容を整理してから文章で返せる環境だと、同じ仕事でも負担がかなり違ったからです。一度整理してから返せる余白があるだけで、負担はかなり変わります。

合うかどうかを左右するのは、職種名だけではありません。対面の圧が強いか。即答が多いか。一人で考える時間があるか。そこでもかなり変わります。

職種名より、関わり方の条件を見たほうがずれにくい

自分に向いている仕事を急いで探すより、先に見たほうがいい条件があります。

  • 人と関わる時間の長さ
  • 電話や対面が多いか
  • 返答の速さを求められるか
  • 上下関係が強いか
  • 一人で進められる時間があるか

こうした条件を見たほうが、合わない環境を避けやすくなります。

働き方の条件から整理したい方は、次の記事も参考になります。
≫ 人と関わらない仕事を探す前に整理したいこと

「日本に合わない」と感じるときも、国全体がだめというより、特定の関わり方や働き方で強く削られていることがあります。そこまで分けて見たほうが、何がきついのかを見つけやすくなります。

まとめ

INFPが日本に合わないと感じやすいのは、性格が弱いからではありません。

空気を読んで合わせる場面、すぐに反応する前提、上下関係の圧。
そういう条件が重なると、かなり苦しくなります。

必要なのは、無理に慣れることではありません。どの場面で疲れが一気に増えるのかを分けて見て、自分が削られやすい条件を知ることです。

そこが見えてくると、日本に合わないで終わらずに、何を避けたほうがいいのかまで考えやすくなります。

参考文献

Myers & Briggs Foundation, 16 MBTI Personality Types Descriptions

The Myers-Briggs Company, MBTI Facts