ジャーナリングを始めてみたいけれど、どうすればいいの?
そんな風に悩んでいませんか?
ジャーナリングは、自分の気持ちや考えを文字にすることで、心の整理や自己成長に役立つ方法です。
最近では、ストレス解消や創造力の向上を目的に、多くの人が取り入れています。
忙しい現代社会での心の健康を保つ方法として、ジャーナリングが注目を集めています。
この記事では、ジャーナリングの基本的なやり方や効果、注意すべきポイントまで、丁寧に解説していきます。
この記事は、こんな人におすすめ
- ジャーナリングを始めてみたい
- 日記とジャーナリングの違いを知りたい
- 自分の感情や考えを整理したい
- 自己成長を目指したい
- 創造力を高めたい
- デジタルと手書きのどちらで始めるか迷っている
ぜひ最後まで読んで、今日から新しい習慣を始めてみてくださいね。
日記とジャーナリングの違い
まずは、日記とジャーナリングの違いを理解しましょう。似ているようで目的や内容が異なります。
日記は、その日に起こった出来事や経験を記録するものです。
「何が起こったのか」「誰と会ったのか」「どこへ行ったのか」といった事実を中心に書きます。過去を振り返るための記録として役立ちます。
ジャーナリングは「自分の感情」「考え」「願望」の内面的な部分を深く掘り下げて書く方法です。
自分自身を理解し、成長するためのツールとして活用されます。書き方に決まりはなく、絵や図を書いてもOKです。
- 日記の例
- 今日は友人の〇〇さんとカフェでランチをした。新しくオープンしたお店で、パスタがとても美味しかった。その後、映画を見に行った。
- ジャーナリングの例
- 今日は〇〇さんと会って、とても楽しい時間を過ごした。最近、友人との交流が少なかったので、心が温かくなった気がする。もっと人との繋がりを大切にしたい。
初心者向け|ジャーナリングのやり方
ジャーナリングに興味を持ったけれど、何から始めれば良いのかわからないという方も多いでしょう。
ジャーナリングに必要なものから、継続するための方法まで解説していきます。
- お気に入りのノートとペンを用意する
- リラックスできる時間と場所で書く
- 書き始めるコツ
- 続けるためのヒント
1.お気に入りのノートとペンを用意する
ジャーナリングを始めるには、まずノートとペンが必要です。
特別なものである必要はありませんが、自分が心地よく使えるものを選ぶと続けやすくなります。
お気に入りのデザインや質感のノートを選ぶことで、書くこと自体が楽しみになりますよ。
手書きが苦手な方や、外出先でも手軽に書きたい方は、携帯やタブレットのメモアプリを活用するのもおすすめです。
携帯やタブレットだとパスワードを設定できるので、プライバシーも守れます。
2.リラックスできる時間と場所で書く
ジャーナリングは、リラックスできる環境を選ぶことで、思考が深まりやすくなります。
朝の静かな時間や、夜寝る前など、自分のペースで続けられる時間帯を見つけましょう。
お気に入りの音楽をかけたり、温かい飲み物を用意したりして、心地よい環境を整えることも大切です。
3.書き始めるコツ
ジャーナリングは自分のためのものです。
文法や表現にこだわらず、思ったことを自由に書き出してみてください。
- 完璧を求めない
- 短時間から始める
- テーマを決める
最初は5分程度から始めてみましょう。慣れてきたら時間を延ばしても構いません。
書くことに迷ったら、その日の気分や出来事、感謝していることを思い出してみましょう。
4.続けるためのヒント
ジャーナリングは、日々のルーティンに組み込むことで、忘れずに続けられます。
- 毎日同じ時間に書く
- 書くことを楽しむ
- 無理をしない
文章だけでなく、絵を描いたり、可愛いシールを貼ったりして、楽しく表現してみましょう。
カラーペンやマスキングテープを使って、ノートをデコレーションするのもおすすめです。
書けない日があっても自分を責めず、次の日からまた始めれば大丈夫です。続けることが大切なので、プレッシャーを感じないようにしましょう。
ジャーナリングの効果
ジャーナリングを続けることで、以下のような効果が期待できます。
- ストレス解消
- 感情や考えを文字にすることで、気持ちが軽くなります。ストレスの原因を明確に把握できるようになります。
- 感情の整理
- 自分の感情を客観的に見ることで、なぜそのように感じたのかを理解しやすくなります。感情のパターンや傾向を把握できます。
- 創造力の向上
- 自由に思考を広げることで、新しいアイデアや発想が生まれやすくなります。クリエイティブな仕事や趣味を持っている人にもおすすめです。
- 自己理解と自己成長
- 過去の記録を振り返ることで、自分の成長や変化に気づくことができます。自己肯定感の向上にもつながります。
ジャーナリングのデメリット
ジャーナリングには多くのメリットがありますが、注意すべきポイントもあります。
- 感情の再体験によるストレス
- 精神的健康への影響
感情の再体験によるストレス
デメリットとして、ネガティブな感情の増幅と継続が挙げられます。
ツラい出来事やネガティブな感情を書き出すことで、一時的に気持ちが沈むこともあるでしょう。
繰り返し書くことで、さらに負の感情が増幅し、強いストレスになる可能性があります。
うつ病など、精神的健康への影響
専門家のサポートが必要な場合もあります。
特にうつ病など、精神的に深刻な問題を抱えている場合、ジャーナリングが症状を悪化させる可能性があります。
ネガティブな思考にとらわれやすくなることも考えられます。
精神的に問題を抱えている場合は、専門家の指導の下で行うようにしてください。
ジャーナリングを続けた結果
私自身が、ジャーナリングを続けて感じた変化をご紹介します。
- 小さな成功を書き出す習慣が身についた
- アイデアをすぐに書き留めるようになった
- やりたいことが明確になり、ストレス解消につながった
私は、もともと自分に自信がなく、自己肯定感が低い状態でした。
そこで「自分が達成した小さな成功」をノートに書き出すようにしました。「早起きできた」「掃除を頑張った」みたいな本当に些細なことです。
些細なことを成功体験として書き続けた結果、自分の価値を再認識できるようになりました。
思いついたことをすぐに書き留める習慣が身についたおかげで、ブログのアイデアにも繋がっています。
浮かんでくるアイデアを記事にすることで、さらに小さな成功を積み重ねることができています。そのおかげで、前向きな気持ちになる機会も増えました。
現在は、ブログを書くのがとても楽しいです。
ジャーナリングを通じて、やりたいことが明確になり、ストレス解消にも繋がっています。
自分自身と向き合うことで、日々の生活に前向きな変化が生まれました。
よくある質問(Q&A)
ジャーナリングに関して、よくある質問をまとめてみました。
- ジャーナリングノートのおすすめは?
- 毎日書く必要はある?
- 書く内容が思いつかないときは?
- デジタルと手書き、どちらが良い?
Q1.ジャーナリングノートのおすすめは?
無印の『文庫本ノート』がおすすめです。
持ち運びに便利なサイズで、紙質がサラサラしているため書きやすいです。シンプルなデザインなので、自分好みにカスタマイズすることもできます。
Q2.毎日書く必要はある?
毎日でなくても構いませんが、定期的に続けることで効果が高まります。
自分のペースで無理なく続けてみてください。
Q3.書く内容が思いつかないときは?
「今日は何も思いつかない」と書いて大丈夫です。感じていることをそのまま書き出してみましょう。
絵や図を描くのもおすすめです。
Q4.手書きとデジタル、どちらが良い?
手書きとデジタルには、それぞれメリットがあります。自分が合った方法を選んでみてください。
- 手書き:記憶に残りやすく、心が落ち着く効果がある。
- デジタル:検索や整理がしやすく、写真や音声も一緒に記録できる。
まとめ
ジャーナリングは、自分自身と向き合う大切な時間を提供してくれます。
初心者の方でも気軽に始めることができるので、ぜひ今日から試してみてはいかがでしょうか。
本記事のまとめ
- ノートとペンを用意し、自分がリラックスできる時間と場所で書く
- ストレス解消や感情の整理、創造力の向上、自己理解と自己成長に役立つ
- うつ病など精神的な問題を抱えている場合は、専門家の指導の下で行う
- 書くことを楽しみ、自分のペースで続けることが大切
ジャーナリングを続けることで、きっと新たな発見や変化が生まれるはずです。
自己理解を深めて、心豊かな毎日を手に入れてくださいね。