本当はもっと仲良くなりたいのに、つい距離を置いてしまう…。
INFPは感受性が豊かで、他人の気持ちにとても敏感です。
そのため、好意がバレるのが怖くて、拒絶されるのが怖くて、気づけば避けてしまうことがあります。
でも、この「好き避け」は自分も相手も苦しめてしまう原因になることがあります。
この記事では、INFPが「好き避け」をしてしまう理由と、克服方法を解説していきます。
この記事を読んでわかること
- 好き避けとは何か、具体的な行動パターン
- INFPが好き避けをしてしまう心理的な背景
- 好き避けを克服するための具体的な方法
自分の気持ちに向き合い、少しずつでも素直になれるためのヒントを見つけましょう。
好き避けとは好意を持った相手を避ける行動
好き避けは、好意を持った相手を避ける行動です。恥ずかしさや緊張が好き避けにつながります。
INFPの人は、自分の気持ちが相手にバレるのを極端に恐れます。好き避けをする傾向が強いのは、恋愛経験が少ない人です。
好きな相手に冷たく接してしまい、誤解を招くことがあります。
INFPが好き避けをする心理的背景
INFPの人が好き避けをする心理的背景は、以下の5つです。
- 恋愛に発展するのが怖い
- 好きな気持ちを隠したい
- 自分がどう思われているか知るのが怖い
- 頭の中で葛藤している
- 相手の気持ちを考えすぎてしまう
恋愛に発展するのが怖い
INFPの人は、関係が恋愛に発展するのを恐れています。過去の恋愛経験からくるトラウマが原因です。
過去に失敗や痛みを経験した人は、同じ状況になるのを恐れます。失恋をすると、自己評価の低下や自信喪失につながります。
感受性が高い人には深刻な問題です。失恋のせいで、新しい恋愛ができない人は多くいます。
恋愛による生活の変化を恐れる傾向もあります。
恋愛関係を続けるには時間とエネルギーが必要ですが、自分の時間を奪われるのが心配な人も多いです。
相手と親密になるにつれ、自分の内面を知られてしまう恐怖もあります。
相手に嫌われる可能性を考えてしまうのが、恋愛に抵抗を感じる原因です。
» INFPの恋愛事情とは?相性の良い人や結婚観について解説
好きな気持ちを隠したい
INFPの人は、他人に自分の感情がバレるのが恥ずかしいと感じるため、好きな気持ちを隠そうとします。
自分の気持ちを隠して、心の安全を守ろうとする心理が働きます。批判や拒絶に対する恐怖感も、自分の気持ちを隠す理由です。
好意を持った相手から否定されることを怖れ、感情を隠してしまいます。
相手に悪い印象を与えたくないと感じている人も多いです。
職場や友人関係が悪くなる可能性があるため、同僚や友人への好意を、周囲にバレたくないと思っています。
特定の人にだけは気持ちを明かしたい心理もありますが、緊張や不安から感情を隠してしまいます。
自分がどう思われているか知るのが怖い
INFPの人は自己評価が低く、他人の評価に対して敏感です。
他人からの批判や拒絶を恐れるため、自分の気持ちをうまく伝えられません。
新しい人間関係を築く際に、相手に嫌われるのではないかと不安を感じます。
誤解を避けるために、自分の気持ちを隠す場面が多くあります。
友人に意見を求められたときは、本音ではなく相手が求める答えを選びがちです。
本音で話すと、相手に嫌われる可能性があるからです。一時的には安心感を得られますが、長期的には自己肯定感が下がります。
自分に自信が持てなくなり、本音で会話できません。
自分の気持ちを大切にし、他人の評価に依存しない覚悟が重要です。
頭の中で葛藤している
INFPの人は頭の中で葛藤しており、自分と相手の感情のバランスを取ろうとしています。
頭の中の葛藤は、好き避けをする原因の一つです。
自分が常に正しい行動ができているかと悩んでしまい、感情表現が苦手になります。
自分が傷つくのを恐れるため、好きな相手を避けてしまいます。
相手の気持ちを考えすぎてしまう
相手の気持ちを考えすぎるのが、INFPの特徴です。
自分の感情を押さえ込んで、行動が制限される場面が多くあります。
好きな相手に対しても、積極的にアプローチできません。
相手にどう思われるかを気にしすぎるからです。相手に負担をかけたくないと感じ、自ら距離を取ってしまいます。
INFPの好き避け行動
INFPの具体的な好き避けの行動は、以下の7つです。
- 連絡頻度が減る
- 急に誘わなくなる
- 目を合わせなくなる
- 距離を置く
- そっけない態度を取る
- 好意のないふりをする
- 緊張して口数が減る
連絡頻度が減る
INFPの人は、心理的な葛藤や不安感から、好きな相手に対して連絡頻度が徐々に減っていきます。
INFPの人は内向的な性格が多く、自分の感情を表に出すのが苦手です。
コミュニケーションに不安を感じ、連絡を控えてしまいます。
相手の気持ちを考えすぎてしまうことも原因です。
INFPの人は、返信が遅くなったり、メッセージの内容が短くなったりします。
積極的に連絡しなくなり、既読スルーや未読スルーになりがちです。連絡頻度が減るため、ますます会話が続かなくなります。
急に誘わなくなる
INFPの人は相手に対する好意が強いと、遊びや食事に誘わなくなる場合があります。
感情が不安定で、相手に迷惑をかけたくないからです。
内向的な性格により、誘う行為自体にエネルギーを使い果たしてしまいます。
自分の感情を整理するために、一時的に距離を置く人もいます。
相手との関係性の変化を恐れることも、誘わなくなる理由の一つです。
遊びに誘ったときの期待や、結果に対する不安が高くなりすぎてしまいます。
相手が自分に興味を持っていないと誤解して、自己防衛のために無意識に距離を取ります。
目を合わせなくなる
目を合わせなくなるのは、好意がある相手に対して起こる行動です。
相手の存在を意識しすぎて、感情を知られたくない心理が働きます。
目を合わせるのが苦手になり、会話中に目をそらす回数が増えます。
無意識に視線を避けるのは、相手に対する強い意識や感情が原因です。
距離を置く
自分の感情を整理するために、相手と距離を置く場合があります。
INFPの人は、相手への気持ちを考える時間が必要です。
過度な緊張や不安を避けるために、距離を置く場合もあります。
相手の反応を観察するために距離を置くと、適切な言葉や行動選択の時間を確保できます。
感情を落ち着かせるため、距離を置くことは有効です。
相手との関係を慎重に進めるための準備でもあります。
距離を置くと相手に対する依存が減るだけでなく、自己防衛にも効果的です。
そっけない態度を取る
INFPの人は、好意のある人に対してそっけない態度をとる場合があります。
自分の感情を知られたくないという心理が働き、意図的に興味がないふりをするためです。
相手に興味がないわけではなく、自分の感情を守るための行動です。
具体的には以下のような行動があります。
- 短い返事をする
- 会話を早く終わらせる
- 表情が硬くなる
- 無関心な態度を取る
- 感情を表に出さない
好意のないふりをする
INFPの人は、好意を持った相手に対して、冷たい態度を取る場合があります。
自分の好意を相手に知られたくないからです。
相手が話しかけてきたときに、会話を早く終わらせようとする行動もINFPの特徴です。
相手の好きな話題や趣味について話していると、反応が薄くなってしまいます。
具体的な行動の例は、以下のとおりです。
- 無関心を装う
- 会話を避ける
- 笑顔を見せない
緊張して口数が減る
INFPの人は、緊張すると口数が減ります。
言葉が出にくくなってしまい、会話が短くなりがちです。
返答が短くなったり、会話の間が長くなったりします。うまく返答ができずに、無口になってしまいます。
緊張が原因で自分から話しかけることもできません。
口数が減ると、相手に対して無意識に距離を置く結果につながります。
緊張しすぎると、ますます言葉が出にくくなり、会話自体がストレスに感じるので注意が必要です。
リラックスの方法を学び、自分の感情をコントロールできるようになりましょう。
INFPが好き避けを克服する方法
好き避けを克服する方法は、以下の3つです。
- 自分の心理的なバリアを理解する
- 好き避けをする瞬間に気づく
- 自己肯定感を高める
自分の心理的なバリアを理解する
好き避けを克服するには、自分の心理的なバリアを理解する必要があります。
心理的なバリアがあると、無意識のうちに相手を避ける行動を取りがちです。
自分の心理的なバリアを理解すれば、自己理解が深まり、行動が変わります。
心に余裕が生まれると、好き避けを減らせます。
恐れや不安の原因を認識しましょう。過去の経験やトラウマが影響している場合も多いです。
自分の過去を振り返り、経験やトラウマを具体的に書き出すと、感情を整理できます。
感情を言葉で表現する練習も効果的です。
感情を言葉で表現できれば、自分の気持ちを明確にでき、他人に伝える力が身に付きます。
自己分析して自分の強みと弱みを把握すれば、自分の価値観を理解することが可能です。
好き避けをする瞬間に気付く
日常生活の中で好き避けをしている瞬間に気付くと、行動を変えるきっかけを認識できます。
無意識の行動を意識的にして、改善策を考えられるからです。
以下の行動をしている瞬間を探しましょう。
- 目を合わせるのを避ける
- 急に話す内容が変わる
- 距離を置く
好き避けをしている瞬間に気付いたら、理由を考える必要があります。
好き避けをしているときの状況と、自分の感情を冷静に分析すると、自分の心理状態を明確にできます。
改善策を考えることも重要です。自分の気持ちを整理して好き避けを減らせば、健全な人間関係を築けます。
自己肯定感を高める
自己肯定感を高めると、好き避けの克服が可能です。
自己肯定感が低いとネガティブな思考になってしまうため、好き避けにつながります。
自分を肯定する習慣があると、自分に自信を持てます。
自己肯定感を高める方法は、以下のとおりです。
- 自分の長所や成功体験を振り返る
- 寝る前に今日の良かったことを3つ書き出す
- 日常の中で小さな目標を設定する
- 他人と比較しない
- 趣味に時間を使う
- 生活習慣を整える
- 小さな成功を自分で褒める
まとめ
INFPの人が好き避けをする理由は、不安や緊張、他人に嫌われたくない心理が大きく影響しています。
好き避けの行動パターンを自覚して、適切な改善策を考えることが重要です。
好き避けを改善する方法は、以下の3つです。
- 自分の心理的なバリアを理解する
- 好き避けをする瞬間に気づく
- 自己肯定感を高める
この記事では、INFPの好き避けの心理と行動パターンについて解説しました。記事を参考にして自己理解を深め、好き避けの改善に役立ててください。